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2006.12.23

10. 溜りに溜った文句を一挙放出

溜ってしまって申し訳ありません。文句の時間です。
なお、何だか気の毒なことになってしまった人が出たため、メアド公開はしばらく中止といたします。ブログをお持ちの方は文中でブログのアドレスを御公開下さい。病室にはまだかなりの空きがありますので、そりゃ匿名じゃなきゃ出せないわな、というようなメールはどんどん放り込ませていただきます。その旨、よろしく。

From: 長谷部 充
Date: 22 octobre 2006 23:58:22 HNJ
To: monk@zag.att.ne.jp
Subject: 初めまして、長谷部 充と申します。

佐藤 亜紀さんの『日本人よ共和主義者たらんと欲すればあと
一息だ!』に感銘を受けました。(そんな事を言っても殆どの
人が同じ事を述べているかと思います)
本当に、相手の事を返り観ず、自分の勝手でメールを出してい
る事について、些か恥ずかしくも思っているんですが。でも、
ある事に対して凄く気になってしまいメールをしました。

亜紀さんが仰ってる『文句のある奴は前に出ろ!』
と言うところでです。

自分の場合は、自分の『自由』を行使し、亜紀さんを褒めちぎ
ります!

でも、亜紀さんの仰っている『文句のある奴は前に出ろ!』は
、その事に対し触発され文句を書き込む輩は、実は自分の自由
を無くし他の者に触発され、自分の自由を行使出来ていない、
見失っている事に対して皮肉っているのかと思えました。(そ
の点が、もしかしたら隠された皮肉だと思っています)

本当に言葉足らずで申し訳ないです、ただ、亜紀さんの様な
天然記念物を、もっと保護する体制が国には必要だと思いメー
ルをしたし次第であります!

ちなみに
(佐藤註:アドレス等データカット)
かかって来い!!

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文句投稿ありがとうございます。返答、遅くなってしまいましたが、文句、ありましたらご遠慮なくお寄せ下さい。今後ともよろしく。


From: "原 京子"
Date: 1 mai 2006 18:24:58 HNJ
To:
Subject: お礼とお詫び

私の長い、そして失礼でもあった問いにお答え下さり、ありがとうございました。
 
いじめに関する問題について、そのつもりはなかったのですが、大蟻食さんやいじめの被害者を侮辱するような発言になってしまっていたことをお詫びします。
 
ただ、私は立ち直って許したのだから他の人も許せるはず、というような意図はありませんでした。ですが、そう受け取られて仕方がない文章だったと思います。
 
私がああいう発言をしてしまった理由の一つは、「許さない」という言葉に過剰に反応してしまったためかもしれません。私が個人的に、許せない自分が嫌だとか、長いこと中学時代に呪縛されていたような気がする、というようなことから、「許せない」とか「許されない」という言葉が何か駄目になっていたらしいです。
 
そして私は、被害者の魂がいじめによってひどいダメージをうけ、危機にさらされたとしても完全に死んでしまうわけではなく、何とか回復しようとするならば、加害者の魂も完全に死んでいるわけではなく、罪は罪としても、加害者も許されたがっているか、そのうち許されたがるはずだという前提に立っていて、それが楽園にいる、ということだということと、他の人は必ずしもそうではない、ということを了解しました。
 
自分がいかにいじめについて理解していなかったか、そして理解しているつもりになっていたかを考え、羞恥を覚えますが、一方で、理解したくないから理解しなかったのかもしれない、とも思います。
 
いじめの被害が世間の理解を得にくいのは、私も含めて、深刻な被害にあったことのない人間は、わかろうと思っても実際にはわからないということとは別に、本当はわかりたがっていない、ということもあるのかという気がしました。
 
また、私が不用意な発言をしたもう一つの理由は、無神経な話ですが単純に誰かの経験や考えを聞いてみたかったということなのですが、このように踏み込むべき問題ではありませんでした。
 
おそらく自分の友達がかつていじめの被害者であって、そのことについて多くは語りたがらないけれども引きずっているのはわかる、というような状況であれば、そのことについて決して自分から尋ねたりはしないでしょうが、メール、ということで甘えがあったと思います。
 
不愉快な思いをさせたかと思います。申し訳ありませんでした。
 
にも関わらず、誠実にご回答いただき、ありがとうございました。
 
これはお礼とお詫びですので、ご回答は不要です。
 
お仕事頑張ってください。
 
                                はら


こちらこそ、つい辛辣になってしまい申し訳ありませんでした。いじめには人間を破壊するくらいの危険性があるということをご理解いただきたかったので、ああいう書き方になったことをお許し下さい。原さんの経験自体は非常に貴重なものですし、それを伺えたこと自体は幸いでした。このメールは公開させていただきますが、不都合でしたらいつでもご連絡下さい。
 
From:
Date: 25 octobre 2006 15:38:55 HNJ
To: monk@zag.att.ne.jp
Subject: モーリス・ルブラン著 バルタザールの風変わりな毎日  La Vie Extravagante de Balthazar ( 1925 )

 
「バルタザールの遍歴」「天使」のファンです。
他は未読というだけです。
これら作品のみのファンというわけではございません。
先日、モーリス・ルブランの作品リストに
「バルタザールの風変わりな毎日:
La Vie extravagante de Balthazar(1925)」というのを発見し、
もしやこれが「バルタザールの遍歴」の元ネタなのでは!?
と、ときめき加減で、さっそくお尋ねしている次第です。
もしも元ネタなら、オークションやマーケットプレイスで
ゲットしようと思っているのです。
(どこも絶版みたいで簡単に手に入らない…。)
好きな作品のネタ元というのはとっても気になるものなのです。
ちなみに私は、
「鋼の錬金術師」は「銀河鉄道999」が元ネタに有るのではと
$B!J%Y%/%H%k$,5U$@$1$I!K$H!"
友人と語らったりしてます。
これって的外れでしょうか……どう思われますか?
 
(しょうもない質問でしたら削ってください。)


申し訳ない、返答遅れでチャンスを棒に振ってしまったのでなければいいのですが。ルブランのその本自体は読んだことがありませんでした。図書館で探してみます。また(すいません、一部文字化けしてしまいました)「鋼の錬金術師」と「銀河鉄道」の類似ですが、「銀河鉄道」に体の一部を機械化した人間って、出て来たような漠然とした記憶があります。ただし、この種のサイボーグ化について言うならSFにはよくあるものなので、元ネタとまで言えるかどうか(何しろアニメのエンディングだかオープニングだかに『ウェスタン』の冒頭そっくりの駅が一瞬映るくらいのものですし)。よろしければ詳細教えて下さい。

From: sait
Date: 3 novembre 2006 20:20:13 HNJ
To: monk@zag.att.ne.jp
Subject: 佐藤亜紀先生へ:ファンメールです

佐藤亜紀先生

突然すみません。ただのファンです。

このところ、年のせいか小説を読むのがかったるくなってしまって、
でも唯一かったるくならないのが自分的に保障されている先生の小説を
バルタザールの遍歴からずっと読み返しているのですが、
初期の作品などは、発刊から十数年経ち、自分もその分年をとったのに、いよいよすごくて、
先生の小説と、先生の存在の有り難さに、改めて頭をガツンと殴られたような気分でいます。
初めてバルタザールに出会った時に、
日本にこんな人が出てくるなんてなあ、信じらんないなあ、
と思いましたが、その驚きを、今また再確認しているところです。

先生のように、つっぱりロックンロールだと、
何かとご苦労もおありかと思いますが、
そのままつっぱって走り続けてください。
先生の存在は、掛け値なし、何にも代え難い宝石だと私は思います。

数年前、三田の慶応の講演後のパーティで、
ほんの少しだけお話しさせていただきました。
うれしい思い出です。

新作を楽しみにしております。
時節柄、お体くれぐれもお大事に。

齊藤裕子


saito様、ご無沙汰しております。こちらもどうにか元気でやっております(というか、虚脱が長くて更新が遅れてしまいましたが)。いずれまた何かの折りにご一緒できればいいですね。今後ともよろしく。

From: "macoto.h"
Date: 19 novembre 2006 17:37:49 HNJ
To:
Subject: 翻訳と海外での出版について

日本に生まれなかったばかりに日本語を習得しておらず、
故に未だ大蟻食様の作品を読めていない小説好きの外人
を想定し、彼女(彼)に代わって文句を言わせていただきます。
 
作品を翻訳して海外で出版するというような話はないのでしょうか。
 
これまでの作品が外国語に翻訳されることになった場合、
翻訳者についての希望などはありますか。
たとえば、専門の翻訳家と作家ではどちらが好ましいかとか。
 
あるいは外国語で新作を書かれるおつもりはありますか。
(やられたら泣きながら文句言いにきます)
 
小説好きならば佐藤亜紀を原語で読むために日本語を習得すべし
と彼(彼女)には言ってやってもよいわけですが。

Gauche


二、三、話はあったのですが、今のところは頓挫しております。どうせなら自腹を切って訳させた上、欧州圏の僻地の作家の作品ということにして、代理人を立てて持ち込んでやろうかとも考えています。あとでばらしたら面白いぞ。もっとも、イェルジ・コジンスキーみたいな目には遭いたくないけど。

それから翻訳についてですが、翻訳家の翻訳も作家の翻訳も帯に短したすきに長しの感があります。語学のできる人間と文章の書ける人間が組んでやるのが望ましいのでしょうが、翻訳書の印税って、折半すると情けないことになりますからね。外国語での執筆については、残念ながら、考えていません。なもので、目下は日本語で読んでいただくしかない訳です。

という訳でした。それではまた。

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