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05/06/2011

『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』を見て来た。

人魚の剣呑な造形と、通常、いい服着て事大主義で狂信的に見えるが実は誰より強欲な悪役、を割り振られるスペイン人の、身も蓋もない直球勝負な信心ぶりが素敵である以外、取り立てて言うべきところもない。とはつまり、チェーンショットもなし縦射もなしリギンが絡むもなし、ここまで『カリブの海賊』を一応の見ものにしてきた要素は全然なし、ということだ。ちゃんばらまでどうにもリズム感がない。がちゃがちゃやればいいってものではないのだ。

このシリーズのコンセプトが、あやかし付きの海賊物、であることは百も承知だが、正直なところ、そこが一番詰まらない、と私には思えてならない。折角、海賊物をやるなら、英西仏の各当局と海軍並びに邪悪極まりない東インド会社がすったもんだをやってる間を縫って、精々カリブ海限定で、海賊がちょこまかと活動する、で、筋書きとしては充分なのである。後は海戦とちゃんばらを見せてくれるだけでいい。何でこんなことになっちまったかね。

ついでに言うと、字幕が「私掠船船長」とやってくれなかったのは悲しかった。公賊、って何だよ。

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Sun 6/5/2011 - 1:22:47AM

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