« 明大日程変更のお知らせ | Accueil | Test »

15/05/2010

引っ越しに伴う書籍整理で気が付いた点について、愛書家の皆さんに注意を促したい。

1. 本は兎も角重い。引っ越し屋のくれる小さい段ボール箱一つで二十キロ程度になるらしい(運送屋談)。

2. 書棚の収容量は相当なものである。動かしたことのない人はあまり考えたことがないだろうが、高さ百八十センチの書棚四本半で、段ボール箱二十箱は軽く越える可能性がある(即ち、四、五百キロにはなる)。

3. 一部書籍以外売却はほぼ不可能。引き受けてもらえたとしても値は付かない。図書館もまず引き受けない。断言しておこう——今や書籍には、持ち主自身にとっての使用価値しかない。

4. ビニールのカバーを被っている書籍のある方、今すぐ取って捨てるべし。十年経つとべたついて始末に負えなくなる。古いものは収縮して本の表紙を傷める。プレイアッド版のビニールカバーの場合は湿度を篭らせて本体の表紙に水膨れを作る。或いは接触する本に張り付いて剥がれなくなる。即座に捨てるべし。

5. 置いておくなら時々埃を払うべし。たかが埃と侮るなかれ。何故か張り付いて染みを残す。煙草吸いの蔵書でなくてもだ。

6. 早い話、蔵書は定期的に大メンテナンスをしておくべきである。置いておく予定のないものはさっさと処分し(小説の場合、古書店が喜んで引き受けてくれるのは発行後三ヶ月である)、置いておくものは綺麗にしておく。これだけで遺族の面倒が随分軽減される。

で、考えたベストな処分法は、専門の近い知人や本好きな友人を呼んで、欲しいものを持っていって貰うことだと思う。二、三十人もいれば結構捌けるだろう。残りは古書店に見てもらった後、廃棄処分するしかない。これが現時点における書籍の運命である。

|

« 明大日程変更のお知らせ | Accueil | Test »

Commentaires

L'utilisation des commentaires est désactivée pour cette note.